2012年 09月 27日
ふえとゆみとばちとえふでブログvol.2!!!! |
ふえとゆみとばちとえふでブログ第2回目です。
さあ前回のリハから約一ヶ月。今回は高尾のわくわくビレッジという施設で13時間におよぶ曲作り&アレンジ!!笑いあり涙ありのふえゆみたちのリハ!!
「ふえとゆみとばちとえふで」13時間リハーサル
12.9.14@高尾わくわくビレッジ
朝6:30新宿集合で高尾へ。今日は矢野さんも参加です。
まずは前回の曲から「けなみをなぞる」と「地球はまるい」。今回はさらに詰めたアレンジ。即興ぽくなりすぎてもいけないということで、曲の見せ場について話しつつ色んなアレンジを試す。
曲のアレンジについて常に的確かつ価値ある意見を出してくれたのは、小畑くん。さすがグーミで鍛えてるだけありイニチアシブの取り方、先導も見事でした。
グーミの曲はキラキラしてて音抜けいいなあと思ってたんですが、そのあたりは小畑くんのこだわりなのか、曲の構造(ベース、コード、メロディ)とかとても良く理解してて、小畑くんの指摘したところを修正すると音抜けが良くなるんですね。素晴らしい!!曲のリーダーとしても、リーダーの意見を受けるサポートとしても抜群の実力。小畑くんは「ふえとゆみとばちとえふで」の宝でした。まさに。
といったところで早めのお昼。わくわくビレッジには食堂があります。星くんはきつねうどん、寺内くんは山菜うどん。
どっちも同じ。
お昼から戻って新曲「ふえとゆみの小品」。カバーだけだとあれだってことで、小畑くんが事前のデモを作って送ってくれていました。クラリネットとバイオリンが美しく絡みながらメロディを構成し、マリンバがポリで乗ってくるという名品。星くんはアコーディオンで参加。小畑くんがきっちり楽譜からこのバンド用に書き下ろしてくれた曲なので、見事にはまってる。これはもう全員が興奮!!
「良い曲だ!!」
さて、次は宮本さんの曲で「たより」。宮本さんの曲は「サンセットホリック」でも思ったんですが、とてもしっかり作ってあります。聞かせどころや落としどころがちゃんとあって、意味のわからないところがない。聞く人にちゃんと伝わる構成にも関わらず、いかにもといった感じにならないのは、宮本さんが沢山の音楽を聞いているからなのかなと思いました。
宮本さんはもともとキルケのアルバムやライブのサポートをしていて、クラリネットに関しては絶対の信頼がありました。今回ふえとゆみでの一番の発見は宮本さんのボーカル曲かも知れません。本人はめちゃくちゃ謙遜すると思いますが、ナチュラルでセンス良い宮本さんのクラリネットと通ずるような素敵なボーカルでした。
他のメンバーのアレンジも実にナイス。星くんはボーカルがあると、キルケとはまた違う感じのドラムになるんだねー。面白い。
いよいよ新曲も大詰め、時はすでに18時を回りつつありました。ここまで一切の妥協することなく曲を完成させてきた4人ですがさすがに疲れが見え始めました。
次の曲は寺内くんのソロ曲「mabashi」。「けなみをなぞる」同様マリンバだけで完結している曲。みんなすさまじい集中力で、構成とアレンジの確認をしていきます。
寺内くんはキルケ以外に、ソロ「tera」や矢野ミチルとのユニット「teraVision」、キスミーとの「バッハーン」などで活動してます。どこにいっても頼られたり、そして必ず力になってあげる彼への信頼感はとても厚いものです。人柄のなせる技でしょう。(健ちゃんお礼になんかくれ)。「ふえとゆみとばちとえふで」でも、彼のそういう存在感は発揮されて、なんというかバンドに安心感が生まれます。
「mabashi」「けなみをなぞる」で思ったことは、寺内くんの曲はふえとゆみとばちとえふででカバーすると相性がいいです。寺内くんも「欲しい音が全部もらえた」と言ってます。ともすればストイックな印象の寺内くんの曲が、他のメンバーの音で華やかに生まれ変わっていく。ストイックな印象も残しつつ。うーんいい感じ。
さてここで夕食の休憩をはさみつつ、残りの2曲へ。「The Beautiful world2」「サンセットホリック」はどちらも前のスタジオで合わせてるとは言え、細かいアレンジはまったくしていない状況。みんなの疲労もピーク。前日、仕事の事情で24時間全く寝てない星くんは何度か昇天してしまうほどに。
しかしながらそこは彼らの本当の実力が試されるところ。これでいいやという妥協は全くせず、時間内ぎりぎりいっぱいまで使ってより良いアレンジを求める面々。ああ感動してしまう。
数度昇天する星くんを見てて気づいたことは、このバンドに星くんが与える影響というのは、情熱というか、テンションです。ドラムというパート柄そうなのか、演奏のピーク感、鳥肌が立つようなあの感じは星くんが生み出してるんだと。星くんがいると、他のメンバーにも新しいインスピレーションが生まれる感じがあります。
「ふえとゆみとばととえふで」では、あんまり構成や細かいアレンジについて口は出さないものの、ユーモアと既成概念にとらわれない自由な発想で存在感をアピール。もう少しだ!頑張れHIDEKATSU!!
ついにすべてのアレンジを終え、残り20分で録ってなかった「けなみをなぞる」の最終アレンジを一発録音。ここまでくるともはや気持ちで演奏する領域。
そして感動的なフィナーレをもって13時間に及ぶリハーサルは終了しました。リハを終えてみて、疲労感よりも音楽は楽しいという充実感に包まれたこの日。やっぱり苦しい時を一緒に乗り越えるというのはバンドにとって大切な経験なんだと思います。
「仲の良い音楽仲間」から「メンバー」へ。リハをやる前にはなかった一体感と結束力が「ふえとゆみとばちとえふで」に生まれました。
さて矢野さんはというと、画集発売の準備に追われる何気に一番忙しい人。パソコンとプリンター持参で参加するものの、ネットが上手くつながらず、本人もかなりの不本意ながら途中離脱。
しかしながら、朝寝坊したり、来る途中駅までの道を全く逆方向にいってしまったり、でっかいプリンターを持ってきたのにインクが切れていたりと短い参加ながらメンバーに多くの爪痕を残しました。
楽器隊もツライ時は、インクの切れたプリンターを持って電車で帰る矢野さんを想像しては勇気づけられたことでしょう。そして矢野さんが帰ってから、わくわくビレッジにはパソコンとプリンターの無料貸し出しがあることが発覚。
矢野さん!!
さあ準備は整った!残るは20日の本番!!頑張れ「ふえとゆみとばちとえふで」!!
gallery emma 企画バンド『ふえとゆみとばちとえふで』。13時間にわたるリハーサル、その最終セッションの様子を大公開!!特典映像付!!
さあ前回のリハから約一ヶ月。今回は高尾のわくわくビレッジという施設で13時間におよぶ曲作り&アレンジ!!笑いあり涙ありのふえゆみたちのリハ!!
「ふえとゆみとばちとえふで」13時間リハーサル
12.9.14@高尾わくわくビレッジ
まずは前回の曲から「けなみをなぞる」と「地球はまるい」。今回はさらに詰めたアレンジ。即興ぽくなりすぎてもいけないということで、曲の見せ場について話しつつ色んなアレンジを試す。
曲のアレンジについて常に的確かつ価値ある意見を出してくれたのは、小畑くん。さすがグーミで鍛えてるだけありイニチアシブの取り方、先導も見事でした。
グーミの曲はキラキラしてて音抜けいいなあと思ってたんですが、そのあたりは小畑くんのこだわりなのか、曲の構造(ベース、コード、メロディ)とかとても良く理解してて、小畑くんの指摘したところを修正すると音抜けが良くなるんですね。素晴らしい!!曲のリーダーとしても、リーダーの意見を受けるサポートとしても抜群の実力。小畑くんは「ふえとゆみとばちとえふで」の宝でした。まさに。
どっちも同じ。
「良い曲だ!!」
宮本さんはもともとキルケのアルバムやライブのサポートをしていて、クラリネットに関しては絶対の信頼がありました。今回ふえとゆみでの一番の発見は宮本さんのボーカル曲かも知れません。本人はめちゃくちゃ謙遜すると思いますが、ナチュラルでセンス良い宮本さんのクラリネットと通ずるような素敵なボーカルでした。
他のメンバーのアレンジも実にナイス。星くんはボーカルがあると、キルケとはまた違う感じのドラムになるんだねー。面白い。
いよいよ新曲も大詰め、時はすでに18時を回りつつありました。ここまで一切の妥協することなく曲を完成させてきた4人ですがさすがに疲れが見え始めました。
寺内くんはキルケ以外に、ソロ「tera」や矢野ミチルとのユニット「teraVision」、キスミーとの「バッハーン」などで活動してます。どこにいっても頼られたり、そして必ず力になってあげる彼への信頼感はとても厚いものです。人柄のなせる技でしょう。(健ちゃんお礼になんかくれ)。「ふえとゆみとばちとえふで」でも、彼のそういう存在感は発揮されて、なんというかバンドに安心感が生まれます。
「mabashi」「けなみをなぞる」で思ったことは、寺内くんの曲はふえとゆみとばちとえふででカバーすると相性がいいです。寺内くんも「欲しい音が全部もらえた」と言ってます。ともすればストイックな印象の寺内くんの曲が、他のメンバーの音で華やかに生まれ変わっていく。ストイックな印象も残しつつ。うーんいい感じ。
しかしながらそこは彼らの本当の実力が試されるところ。これでいいやという妥協は全くせず、時間内ぎりぎりいっぱいまで使ってより良いアレンジを求める面々。ああ感動してしまう。
「ふえとゆみとばととえふで」では、あんまり構成や細かいアレンジについて口は出さないものの、ユーモアと既成概念にとらわれない自由な発想で存在感をアピール。もう少しだ!頑張れHIDEKATSU!!
ついにすべてのアレンジを終え、残り20分で録ってなかった「けなみをなぞる」の最終アレンジを一発録音。ここまでくるともはや気持ちで演奏する領域。
そして感動的なフィナーレをもって13時間に及ぶリハーサルは終了しました。リハを終えてみて、疲労感よりも音楽は楽しいという充実感に包まれたこの日。やっぱり苦しい時を一緒に乗り越えるというのはバンドにとって大切な経験なんだと思います。
「仲の良い音楽仲間」から「メンバー」へ。リハをやる前にはなかった一体感と結束力が「ふえとゆみとばちとえふで」に生まれました。
しかしながら、朝寝坊したり、来る途中駅までの道を全く逆方向にいってしまったり、でっかいプリンターを持ってきたのにインクが切れていたりと短い参加ながらメンバーに多くの爪痕を残しました。
楽器隊もツライ時は、インクの切れたプリンターを持って電車で帰る矢野さんを想像しては勇気づけられたことでしょう。そして矢野さんが帰ってから、わくわくビレッジにはパソコンとプリンターの無料貸し出しがあることが発覚。
矢野さん!!
さあ準備は整った!残るは20日の本番!!頑張れ「ふえとゆみとばちとえふで」!!
gallery emma 企画バンド『ふえとゆみとばちとえふで』。13時間にわたるリハーサル、その最終セッションの様子を大公開!!特典映像付!!
by circenews
| 2012-09-27 20:48
| ギター野内(gallery emma)